感染…
インフルエンザとの同時感染も懸念されています。
障害特性や疾患により、日常的にマスク着用が困難なご利用者様も多い福祉の現場はひっ迫してきています。
ご利用者様や施設職員の感染が、今までとは違った次元で相次いでいる状況です。
「外部からのウイルスを施設内に持ち込まない!」
常に意識していても、今回ばかりは防ぎきれなくなっています。
私も11月11日、コロナ感染してしまいました。
前日まで体調の変化は感じていなかったのですが、この日は起きたときから鼻水の症状と強い倦怠感がありました。
事前に購入してあった簡易検査キットでは陰性のようです。
検温すると37.2℃(私の平熱は36.5℃)でした。
微熱でしたがいつもの風邪とは違った嫌な予感があり、職場に迷惑をかけることが心苦しくもありましたが、欠勤して病院でPCR検査を受けることにしました。
ただ、ここからが大変でした。
かかりつけの病院に行こうかと思いましたが、検査結果は翌日以降になります。
何日も続けて欠勤するわけにはいきません。
検査結果が直ぐに判明する地元の総合病院があります。
まずは電話予約をすることにしました。
電話受付の時間は9:00から11:00です。
9:00になるのを待って電話をかけましたが、何度かけても話し中です。
たまに繋がったかと思うと、なぜか3コールくらいで切断されてしまいます。
どうなってるの?と感じながら引き続き電話をかけ続けましたが、結局11:00までに1度も繋がりませんでした。
どこかないかとネットで検索し、「群馬県受診・相談コールセンター」の存在を知り、繋がりにくいかなと思いつつ電話をかけてみました。
思いのほか直ぐに電話は繋がりました。
電話に出た男性は落ち着いた口調で私の症状や住所を確認すると、3つの病院を紹介してくださりました。
さっそく教えていただいた順番に電話をかけてみました。
「簡易検査で陽性か37.5℃以上の発熱がないと、うちでは検査できません。」
「今日の検査分は8:30から受付をして終了しました。」
「うちでは受診してもらうだけで紹介状を書けますが、検査は保健センターでやってもらいます。結果は後日になるでしょうね。」
感染者急増中だから仕方がないのでしょうが、どこも素っ気ない返答でした。
私の自宅からは少し離れたところですが、知り合いの看護師が勤めている病院にダメもとで電話してみました。
電話に出た女性は、他の病院の人と比べて細かく症状を聞いてきました。
「施設の職員さんですか?お疲れ様です!検査は明日以降になると思いますが、先生と相談して折り返し電話しますね。」
その20分後くらいに電話があり、
「今から病院に来てください。」
ようやく受けることができた検査結果は陽性でしたが、ひっ迫している介護施設の状況を考慮してくださったこの病院の対応に深く感謝いたしております。
自宅療養中の今は、家族とは別に食事をしたり、トイレに行ったら便座やドアノブを消毒したり、できる限りの行動を心がけているところです。
微熱は続いていますが、倦怠感は緩和されてきました。
感染予防対策をいくら徹底しても、目に見えないウイルスで、かつ感染力が高くなっているウイルスを完全に防ぐ術はありません。
コロナ感染拡大回避のためにも発熱したらコロナを疑い、すぐに検査をする必要性を感じました。
同時に、いざというときに備えて検査してくれるところ(時間や条件など)を調べておくべきだと感じました。
感染したことを後悔するより、職場のメンバーにも体験談を伝えて、今後の対応に全力を尽くしたいと思っています。
自分が感染するかも知れないという不安を感じながら、命がけで支援を続けている施設職員は全国に多数いると思います。
心からエールを送りたいと思います。
また、ウイルス対策の最前線に立ち向かっておられる医療関係の皆様には心から感謝いたします。
愛犬ブログなのに、わぐちゃんやめぐちゃんのことではなく、私のことばかり書いてしまいましたね。
わぐちゃんは、お空から色づく景色を楽しんでいると思います。
今のところ、めぐちゃんもママも元気です。
めぐちゃん、日に日に山好きになっています。
療養期間が終わったら、たくさんお出かけしましょうね!