雑種犬わぐちゃん日記

毎日笑顔で生き抜いた元保護犬「わぐちゃん」&笑顔を継ぐ仔「めぐちゃん」の日記です。「わぐちゃん」は最後までがんばって、2022年1月1日旅立ちました。

わぐちゃんが教えてくれたこと

Instagram

保護犬だっためぐちゃん。

 



はじめはケージや椅子の下に隠れてばかりでしたが、日に日にお家の中には慣れてきました。

 



手からおやつを食べてくれるようになり、体も問題なく触らせてくれるようになってきました。

 



ここまでくるのに1か月。
時間がかかりましたが順調、順調。

 



いよいよお散歩デビューに向けて、外に慣れる練習スタートです。

 



逃走防止の為、首輪にハーネス、そしてダブルリード。
抱っこして、玄関に座って外の空気に慣れましょう。
f:id:waguwagu:20220503213851j:image

でも、まだ外が怖いのかな?
いつもブルブル震えているのですよね。

毎回10分ほどで練習は終了。
だんだん慣れてくれると思っていました。
f:id:waguwagu:20220503213905j:image

 

それでも、ブルブルはいっこうに治まりません。
いや、毎回震え方が増しているように感じます。

 

野犬だったころ、よっぽど外で怖い思いをしたのかな?
時間をかけて、とにかく外に慣れてもらうしかないかな?
そう思っていました。

 

 

ところが、お家の中でも私やママから距離を取ることが増えてしまいました。
せっかく築いた信頼関係がもろくも崩れてしまったような気持ちです。

 

 


あるとき気が付きました。
首輪やハーネスは嫌がらない。
リードをつけるとブルブル震える。

 

そうだ!
「リード=怖い」なんだね。
めぐちゃん、ごめんね、今まで気が付かなくて…
f:id:waguwagu:20220503213926j:image

 

 

めぐちゃんを保護施設から譲り受けるときに、職員さんから聞いた話を思い出しました。
「この仔は茨城の山奥で保護されたのですよ。逃げ足が速くて、リードをつけて捕まえるのが大変だったそうですよ。とにかく臆病な性格で、全く人慣れしていませんが、可愛がってあげてくださいね。」
きっと、リードを見ると幼少期の怖かった記憶を思い出すんだね。
f:id:waguwagu:20220503213942j:image

 

 

 

早く一緒にお散歩がしたい。
私は焦っていたのかもしれません。

もう一度、めぐちゃんのペースで歩んでいかなくては!
f:id:waguwagu:20220503213958j:image

 

大切なことは焦らないこと。
上手くいかないときも焦らず、ゆっくりと時間をかける。

『時間をかけた分だけ絆も深まる。』

わぐちゃんが教えてくれた大切なことを忘れていました。

「パパ、めぐちゃんがリードに慣れる練習をしてね💛」

 

 

 

めぐちゃんとの信頼関係は振出しに戻りました。
ただ、この2か月は無駄ではなかったと思っています。
f:id:waguwagu:20220503214027j:image

 

はじめて見たときに感じた悲しみを背負ったような目…

その意味と、どのように寄り添えばいいかを少しだけ分かった気がするからです。

 

 

もう迷いはありません。

進むべき道が見えてきました。


www.youtube.com

 

 

 

お家に迎えて、直ぐにお散歩できる仔もたくさんいるでしょう。

それに越したことはありませんが、めぐちゃんには背負ってきた過去があります。

その過去の怖い記憶を和らげることが第一です。
f:id:waguwagu:20220503214100j:image

 

めぐちゃんがリードに慣れる練習を始めました。

お家の中でリードをつけて過ごす時間を徐々に増やしていきます。

 

笑われるかもしれませんが、リードをつけて玄関まで一緒に歩くことが目標です。

その日がきたら、もう一度抱っこして外の空気を感じましょう。

今度は違った景色に見えるよね☆

ご訪問いただきありがとうございます☆