《わぐちゃんより》10月9日
わたしは元気だったのですが、左後ろ脚が急に痛み出して、一昨日お散歩中にびっこになっちゃいました。
パパが直ぐに気付いて、わたしは大嫌いな病院へ連れて行かれました。
病院では、いつも院長先生にじっくり身体を触られます。
院長先生は優しく触ってくれるのでコワくはないけど、毒舌なので何を言われるか毎回緊張します。
「ちょっと太ってきたな!おやつの上げすぎじゃないの!」
「おっ!前回より痩せたな!ゆっくりでいいよ!このペース!」
「だいぶいいね!お腹が締まって筋肉質になってきたな!山登りでも始めたか!」
触っただけで何でも分かる院長先生をパパはスーパードクターと呼んでいます。
そのスーパードクターの顔色が、今回両脚をちょっと触っただけで変わりました。
ドクター:「今日は何か食べて来た?」
私:「はい」
ドクター:「ダメだ!絶食させて明日の午前中また連れて来て!直ぐに検査だ!脅かす訳じゃないけど、悪性腫瘍の可能性もある!」
そして昨日も病院へ。
わたしは麻酔を打たれて、いろいろ検査してもらいました。
膝に血液のような液体がたまり、腫れていたので、10㏄ぐらい抜かれたようです。
その液体と、大腿骨下部のモヤ状の肉腫を2センチ程の麺状に2本採取されました。
検査に送るようです。
検査結果は異常のない普通の組織であれば3,4日、異常な物だと正確な結果が出るまで長くかかるみたいです。
レントゲンには大きな異常は無く、骨肉腫ではないだろうとの事。
経過観察の為、今日も病院へ。
少し熱があったので、抗生物質と解熱、痛み止めの2本の注射を打ってもらいました。
5日分の薬が出て、1週間後に経過観察の為、来院するように言われました。
まだ熱があって食欲ないけど、パパとママが交代でナデナデしてくれるので安心しています。
パパが言っていました。
スーパードクターは頼りになるので、全て任せるんだって。
いつかまた元気に歩けるようになったら、お花畑やハイキングに連れて行ってもらうんだ。
その日が来るまで、スーパードクターの言うことをちゃんと聞いて頑張ります。
🐶渡辺わぐ🐶
スーパードクターの言う通り、わぐちゃんは悪性腫瘍でした。
その場その場での判断が的確でした。
任せて良かったと思っています。
これからも、わぐちゃんをお願いします。